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映らないテレビの原因と改善策。テレビアンテナのFAQをまとめました。

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テレビとアンテナのよくある質問(FAQ)

工事関連

Q.基本工事価格は、いくらからですか?

当社の基本工事価格とは、地デジアンテナまたはBS/CSアンテナ1台と、テレビ1台を接続する際の工事価格を指します。新規取付け・取替え工事のスタート価格です。

その他の追加工事(ブースター、分配器などの増設工事)は、別途追加料金がかかります。

基本工事価格(アンテナ1台+テレビ1台接続):

  • 地デジアンテナ工事:¥14,800~
  • BS/CSアンテナ工事:¥23,000~

詳しくは、工事内容と料金のページをご覧下さい。

Q.地デジやBS/CSアンテナのみの販売は行っていますか?

いいえ、個別のアンテナ及び機材等の販売は致しておりません

当社では、工事に必要な各種アンテナや機材を地元から格安で調達し、アンテナ工事サービスとセットで提供させていただいております。工事完了後に、取付代金と機材代金を合わせた「アンテナ工事代金」として頂いております。

Q.アンテナ取付け工事にかかる時間はどれくらいですか?

A1. BS/CSアンテナのみの新規工事で、約40分から長くて1時間30分くらいです。

工事の流れ:

  • BSアンテナの取付け位置が南の方角に向いているか、電波の遮蔽(じゃへい)がないかを確認します。
  • ベランダ等の格子状の物にアンテナを固定します。
  • レベルチェッカー(電波測定器)を使い、方角・角度を1cm単位で微調整します。BS/CS電波は方向がわずかにずれるだけでも映りません。

周囲が密集地の場合など、方向調整に時間がかかる場合は、工事時間が1時間30分を超えることもあります。

A2. 地デジアンテナのみの新規工事もほとんど同じで、約40分から長くて1時間30分ほどです。取付け位置で地デジ電波をきれいに拾えるかを測定器で確認しながら工事を行います。

Q.地デジとBS/CSアンテナの同時工事代金はいくらになりますか?

基本的には、地デジ工事+BS/CSアンテナ工事として工事代金を計算しますが、当社ではお客様のご事情や現場の状況に応じて、なるべく安く提供するように心掛けております。

アンテナ2台以上の同時工事では、標準価格の単純合計よりも安く提供するのが基本です。(例:地デジ¥14,800~ + BS/CS¥23,000~ を単純合計するわけではありません。)

Q.アンテナケーブルの太さは、画質や受信品質に関係しますか?

ご家庭で使用するアンテナケーブルの太さの種類は、規格上、3C、4C、5Cの3種類が一般的です(数字は直径を表します)。数字が大きいほど、電波を送るのに安定しています。

当社では、5Cのケーブルを基本に工事しています。これは、5C規格のケーブルが最も安定してテレビの受信電波を送れるからです。5Cケーブルは3C/4Cに比べると若干割高になりますが、品質を重視しています。

テレビの映りに関する質問

Q.地デジが映らない・特定のチャンネルだけ映らない場合の原因と
【E202】エラーの対処法

テレビが映らない原因は様々ですが、主に以下の問題が考えられます。

  • 電波障害・受信レベル低下:沖縄では特定の地域で電波障害によりアンテナレベルが低くなる場合があります。また、空気中のノイズの影響で電波信号の品質が悪くなっている地域もあります。
    詳しく知りたい時は、こちらをご覧になって下さい。
    沖縄県における電波の届き方と地域差 — 詳細分析 —
  • 機器・部品の劣化:アンテナからテレビまでのケーブル配線、分配器、使用している機材の劣化・損傷。
  • 受信設定の不備:テレビ本体の受信設定がリセットされている。

対処法:

  • 機材交換・補修:ケーブル、分配器などの劣化・損傷箇所を交換または補修します。
  • アンテナ調整:アンテナの方向・角度、取付け位置を見直します。
  • 機材の追加:信号品質が悪い場合は、ブースターの追加・交換で改善されます。

【E202】エラーは、テレビに電波が全く届いていない、または信号が極端に弱いことを示すエラーです。上記のような原因を解消することで直ります。

Q.大雨や降水量が多い時にBS/CSの映像が映らなくなる原因は?

衛星放送(BS/CS)は、宇宙の人工衛星から電波が送られてきます。大雨が降ると、その雨粒が電波の障害物となり、信号を弱くしてしまうからです。これはレインフェード現象と呼ばれます。

  • BS/CSの場合:NHKの過去データでは、1時間あたりの降水量が70mmを超えるあたりから映像のちらつきや映らない現象が起こるそうです。雨が弱まれば元に戻るため、この現象は必ずしも故障ではありません。
  • 地デジの場合:地デジ(UHF帯)はBS/CS(SHF帯)に比べて周波数が低いため、雨の影響は受けにくいです。地デジが映らない場合は、雨による影響よりも、強風によるアンテナの向きずれや、その他の系統の問題である可能性が高いです。

改善策として、直径60cm以上のパラボラアンテナに交換する方法もありますが、価格が高くなるため現実的ではない場合があります。

また、風速20m以上の強風でアンテナの向きが変わってしまうこともあります。その際はBSアンテナの向きを再調整することで元のように映ります。

Q.テレビで確認できる受信レベルとは何ですか?(目安は?)

A1.地デジテレビで確認できるアンテナレベル(受信レベル)は、単純な電波の強さだけではありません。テレビ塔から送信される元のきれいな電波と届いた電波を比較し、ノイズが混ざっていないかを示す「信号品質」を現しています(C/N値から換算)。

注意点:

  • 各メーカーのテレビによって、受信レベルの表示方法や計算方法が異なるため、推奨レベルの数字の大きさはテレビによって違います
  • テレビの推奨レベルが厳しい場合、ブルーレイレコーダーで確認すると「良好」と表示されるなど、機器によって表示が異なることがあります。
  • 正確な電波の良し悪しは、電波測定器(レベルチェッカー)で測定して判断します。

A2. アンテナレベルが低くなる原因としては、建物内のテレビコンセントが多い、ケーブルが長すぎる、コネクターの接触不良などがあります。ブースターを付けることで電波の弱さが改善され、映りが悪かったTVも改善されることがほとんどです。

Q.フレッツ光回線終端装置(ONU)にブースターを接続することは可能ですか?

可能です。

フレッツ光回線終端装置(ONU)までは光信号ですが、そこから出力される信号はテレビ電波信号になります。ブースターは、基本的には回線終端装置の出力端子とテレビの入力端子の間に設置します。マルチメディアボックス内に設置されることが多いです。

なぜ、光なのにブースターが必要なのか?

  • ケーブル損失と分配損失:光回線終端装置から出力される電波信号のレベルは一定ですが、建物内のアンテナケーブルが長くなったり、分配器で複数に分けると、電波は徐々に弱くなります。
  • 周波数による減衰:テレビ電波はLANケーブルで使う信号(電気信号)より10倍以上高い周波数を使用しているため、ケーブル内で圧倒的に減衰しやすいという特徴があります。

このため、複数のテレビで視聴するためには、ブースターで信号強度を大きくし、電波の減衰分をカバーする必要があります。

Q.今後・・・追加予定

A.電話またはメールでの問い合わせのご質問などありましたら、随時こちらに掲載させていただきます。