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当社でのアンテナ工事の時に使用している機材の詳細な説明です。

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アンテナ&機材の特徴item detail

平面式デザインアンテナ

平面式デザインアンテナ

沖縄の台風、豪雨にも強風にも強いフラットなデザインのアンテナです。(風速40~50mの耐久度)

  • 形状・サイズ: 縦 約60cm、横 約25cmほどの平面形状。
  • 取付け方法: 壁面に直接ネジ止め、またはマスト棒に取付ける方法があります。壁面固定の場合、強風の影響をほぼ受けません。
  • 特徴: 簡易ブースター付きのタイプもあり、受信感度は良好です。新築のご自宅にピッタリな、人気の高い性能・耐久度を持つアンテナです。

円柱式デザインアンテナ

円柱式デザインアンテナ

円柱型の形状をしているために、風のあおりを受けにくい地デジアンテナです。

  • 形状・サイズ: 縦 約70cm、横 約15cmほどの円柱形状。
  • 取付け方法:アンテナは丸型パイプに挿入して取り付けるのが基本で、必要に応じて70〜100cmの長さに切断して調整します。設置方法は壁面へのネジ止めとマスト棒への取り付けがあり、壁面に直接固定する方が強風に対する耐性が高く、安定性に優れます。
  • 受信能力: 平面式デザインアンテナより低めですが、360°の方向に回転して適切な受信方向に合わせやすくなっています
  • 改善策: 周囲に大きな建物などの障害物があり、受信レベルが低い時には、「標準」または「簡易」型ブースターを設置することで改善します。
  • 美感: 平面式デザインアンテナよりも優れていると評価されます。

4k8k対応BS/110CSアンテナ

新:4K8K対応BS/110CSアンテナ

2018年12月にスタートした、新しい高画質な衛星放送用のパラボラアンテナです。

  • 現在放送されている2K BS/110CSの衛星放送も従来通り受信可能です。
  • 色は白色の他、黒色もございます。メーカーから様々な価格帯のものが発売されています。
  • 注意点: 新しい4K8K高画質放送をテレビで満喫するためには、対応テレビ、ブースター、分配器などが必要になります。

耐強風4k8kBS/110CSアンテナ

耐強風仕様:4K8K対応BS/110CSアンテナ(沖縄向け)

受信可能な耐風速が【50m/s】の、2K+4K8K衛星放送対応パラボラアンテナです。

  • パンチングメタル仕様: 丸い反射鏡の部分(ディッシュ面)に小さな穴をあける工夫(パンチングメタル)を施し、風圧を下げています
  • 高強度設計: 取付金具の構造を変更して強度を高めています。BS/110CSアンテナが破損に耐えられる破壊風速は【70m/s】(メーカー計測値)です。
  • 受信安定性: コンバーターアームの取付け時に樹脂ブラケットを追加し、焦点位置のずれによる受信レベルの低下を防止しています。
  • 耐久性向上: 受信可能な耐風速度は、従来タイプ(20m/s)に対して2.5倍の50m/sです。
  • 用途: 近年の勢力を増している台風等の強風向けのアンテナです。(※大雨等による減衰の影響を軽減することはできません。)

2k:BS/110CSアンテナ

従来品:2K対応BS/110CSアンテナ

昔から放送されているハイビジョン衛星放送(2K)用のパラボラアンテナです。

  • サイズ: 一般家庭用では直径45cmタイプが使われます。マンション・アパートの屋上では直径60cmを超えるアンテナも使用されます。
  • 受信感度: サイズが大きいほど受信感度も安定しますが、その分価格は割高になります。
  • 設置調整: 取付ける際は、沖縄ですと南南西の方角に向けて取付けます(お昼13:00~14:00位の太陽の位置がおよその方角です)。
  • 注意点: その方角に大きな建物などがあり衛星放送電波が遮られると、設置できないことがあります。電波を測定しながら適切な設置場所を見極める必要があります。

八木アンテナ

昔ながらの:八木アンテナ(八木・宇田アンテナ)

現在、多くの家庭で使われている魚の骨のようなタイプのアンテナです。

  • 素子と性能: 素子(骨の部分)の数によって受信感度の性能に違いがあり、素子数が多いほど受信感度の性能が上がります(例:14本で14素子)。
  • 遠距離対応: テレビ塔から遠い地域ほど、素子数が多い高性能なタイプが電波の受信も安定します。
  • 沖縄の設置: 沖縄は水平方向の電波ですので、写真のように水平方向に取り付けます。
  • 高性能タイプ: 素子数が30本ある高性能タイプの八木アンテナもあり、どうしても映りが悪い地域での受信状態が格段に安定します。
  • 豆知識: 八木さんと宇田さんが共同開発したアンテナで、「八木・宇田アンテナ」とも呼ばれています。

4k8kBS/CS&地デジアンテナ用ブースター

BS/110CS&地デジアンテナ用ブースター

テレビの電波を強くするための機器で、増幅器とも呼ばれます。

以下のような原因でテレビの電波が弱くなる時に取り付けます。

  • 建物の中に複数台のテレビを設置している。
  • アンテナからテレビまでのケーブルの長さが長すぎる(ケーブル損失)。
  • 周囲が山でくぼんだ地域、大きな建物に囲まれている、テレビ塔から遠い地域など、周囲の環境の影響。

電波が弱くなると、ブロックノイズが出たり映らなくなったりします。ブースターは電波を強く(増幅)して安定させる働きがあり、映りの悪さを改善します。

注意点: ブースターは良い電波も悪い電波もすべて増幅してしまいます。受信状態が悪い時にブースターを取り付けたことで、かえって映りが悪くなったという事例もあるため、事前の電波測定が重要です。


地デジアンテナ用ブースター

地デジアンテナ用ブースター(UHF専用)

地デジ放送(UHF帯)専用のブースターです。BS/110CS放送には使用できません

  • 設置場所: 設置する場所により屋外用や卓上用など様々なタイプがあります(室内用が若干安価)。
  • 増幅効果: ブースターは基本的にアンテナに近いところに設置します。屋外用であれば建物内の全てのテレビに対して増幅効果が期待できます。
  • 室内用: 室内用(卓上タイプ)は、ほとんどがテレビ1台に対しての増幅効果しか期待できません。
  • その他: 地デジアンテナの直下のケーブルに取り付けるラインブースターなどの機材もあります。

混合器

混合器

地デジアンテナで受信した電波とBS/110CSアンテナで受信した、周波数が違う電波を1つのケーブルに混合する機器です。

  • 用途: 地デジとBS/CS用のケーブルを別々にご自宅内に引き込む際、壁内部の配管状況や室内の美観を考慮し、1本のケーブルで屋内配線するときに使います。
  • 専門家の見解: 経験上、電波の受信状態・安定の面からは、地デジとBS/CS放送の電波は別々のケーブルで配線し、それぞれのテレビ差込口に直接接続した方が良好です。違う周波数の電波を混合すると、各接続部分で電波が弱くなる傾向があります。

分波器

分波器

分波器は、1本で配線された地デジ電波とBS/110CS電波を分けて取り出す機器です。

  • 設置場所: 混合器で1つの電波に混合して1本のケーブルで屋内に配線した時には、必ずこの分波器でそれぞれの電波を分けて取り出す必要があります。
  • 接続: 1本になっている側を壁埋め込みのテレビコンセントに挿し、2本に分かれている側をテレビの裏側にある地デジ用とBS/CS用の挿入口にそれぞれ接続します。
  • 種類: 種類は、入出力ケーブル付き一体型出力ケーブルのみの型の2つがあります。一体型はテレビコンセントの形状にあっていればそのまま使えて便利です。

分配器

分配器

1本のケーブルから送られてきた電波を、等しく分ける為の機器です。(例:2分配器なら1/2ずつ、3分配器なら1/3ずつ)。

種類としては、2分配器、3分配器、4分配器などがあります。

⚠️特に注意したい点(通電タイプ):

  • 分配器には、1端子通電タイプ全端子通電タイプがあります。
  • BS/110CSアンテナを取り付ける時には、テレビなどからBSアンテナのコンバーターに電気を送る必要があります。
  • 電気を通電しない箇所にケーブルを接続すると電気が流れず、BSアンテナが働かないため衛星番組は視聴できません。BS/CS対応工事では通電タイプの選定が重要です。

室内用:地デジアンテナ

室内用:地デジアンテナ

コンパクトサイズの室内用地デジアンテナで、ご自身で簡単に取り付けることができます。

  • 推奨環境: テレビ塔からの電波が強い「強電界地域」でのご利用をお勧めいたします。
  • 実績: 沖縄では那覇市、豊見城市、浦添市で実際に取り付け、地デジ放送が映ることを確認していますが、ご自宅の周囲の建物などの環境や室内での置き場所によっては映りが悪くなる場合もありました。

フラットケーブル

フラットケーブル(すきまケーブル)

アンテナを取り付けた際に、ケーブル配線を屋内に引き込む時に利用する特殊なケーブルです。

  • 用途: ケーブルを通す通気口がない時や、壁に穴を開けたくないときに使用します。
  • 配線方法: このフラットケーブルを使い、窓などのサッシの隙間から配線することができます。窓などの開け閉めには支障がありません。
  • 実績: 新築のご自宅で、壁がタイル状になっていた時に、ご相談を受け使用したことがあります。

追加予定です

今後・・・追加予定

新しいタイプの機材情報を掲載していきます。